「私たち、アニ街コンで知り合って結婚しました」Kご夫妻インタビュー
こんにちは。アニ街コンの中の人です。
ある日、アニ街コンに一通のメールが届きました。
“2年前の、秋葉原のアニ街コンに参加させて頂きまし
た。
そこで出会った男性と結婚し、先日子供が産まれました。
開催して下さったスタッフの皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思い、こちらに送らせて頂きました。
子供を授かることができたのも、スタッフの皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!”
ついに!アニ街コンで知り合われたカップルから結婚のご報告をいただきました!!
しかもお子様の誕生も同時にです!
アニ街コン開始からこれまで、おかげさまで2万人に迫ろうかという皆さんにご参加いただきまして、その中にはおそらくは結婚に至った方もいらっしゃるに違いない…とは思っていたのですが、実際にご報告をいただくとあらためてアニ街コンを始めて良かったなぁ…とひしひしと感じます。
そして思いました。
この喜びをアニ街コンのWEBサイトをご覧の方にもお届けしたい!
恐る恐るご本人にインタビューのお願いをしたところ、快くご協力いただけるとのこと。
アニ街コンを通じて知り合われたお二人の、アニ街コン当日から交際~結婚~そして出産に至るまでに感じたことなどを、じっくりとお話を伺ってきました。ぜひお読み下さい!
ご結婚ならびにお子様のご出産、まことにおめでとうございます。
K.Mさま(※以下”K”) ありがとうございます。
早速ですが、まずはKさまのことについてお聞かせください。アニ街コンにご参加されたということはKさまもアニメやゲームがお好きなのだと思いますが、どんなジャンルがお好きですか?
K 今は特にこれを推しているといったのはなくて…深夜アニメやニチアサ(※)など幅広く見ている感じですね。高校生のころからずっと見続けています。
※ニチアサ:日曜日の朝にテレビ朝日系列で子ども向けのアニメ・特撮が放映されている時間帯のこと
■参加のきっかけ
アニ街コンに参加をしようと思われた理由をお聞かせいただけますか?
K 結婚願望が強かったのと、アニメだとかディズニーが大好きで、そういった趣味を受け入れてくれる人と知り合いたかったんです。
なるほど。結婚を視野に入れた交際相手を探していたのですね
K 普通の男性相手にそういった話題をしたらちょっと引かれてしまったことがあったりしたんですよね。
そうだったのですね。ということは、アニ街コンの前に通常の街コンや婚活パーティーにご参加されたのですか?
K いえ。知り合いに紹介してもらった合コンのような感じの席でです。なので、そういった人が集まる場に行けばお互いの趣味を尊重し合える人がいるんじゃないかな、と思って。
K それで、別の友人にこんなの(※アニ街コン)があるよ、って教えてもらって一緒に参加することにしたんです。
ではそのご友人とお二人で参加を
K それが…誘ってくれた友人が、申し込み後に別ルートで知り合った方とお付き合いすることになって…急遽わたし一人で参加することになったんですよ。
それは急に大変でしたね。おめでたい話ですが。
K 「この裏切りものー!」って感じです(笑)
■アニ街コンに参加しての感想
アニ街コンはいろいろな種類のイベントがあるのですが、Kさまが参加されたのはどのような種類のイベントでしたか?
K 秋葉原で開催された街コン形式のイベントでした。
実際に参加されての感想をお聞かせください。
K 1回の会話が長めだったのはよかったですね。
街コン形式だと席替えまでの1回の会話が約20~30分ですね。
K それだけ時間があると、じっくりお相手と話ができたので。後はさっきお話しした通り結局一人参加になったので別の女性とペアを組んだんですが、初対面でも割とスムーズに打ち解けられたのもよかったです。
お話しした異性の中に気になる異性はいましたか?
K その中にはビビッとっくる方はいなかったんです。でもせっかくなのでもっといろんな方とお話ししてみようと思って二次会に参加しました。
ということは、旦那さまとは公式二次会で知り合われたのですね?
K そうです。二次会中にちょっと疲れて椅子に座って休憩していた時に、夫も隣に座っていて。
それでKさまからからお声を掛けたのですか?
K はい。2次会は立食でずっと立っていたので「疲れましたね~」って声を掛けました。
その場ではどんな話を?
K うーん、詳しい内容はもうおぼろげなんですが、趣味の話と普通の日常会話だったと思います。イベントを通していろんな方とずっと話していたのでちょっと疲れてましたけど、逆にリラックスして会話できたのは覚えてます。
なるほど。イベント開始して最初の時間帯は緊張しますよね。
K それで、話してた中で夫が私より一つ年下だってことが分かったんです。夫は当時23でしたけど、その日に話した女性は夫より年上の方も多かったみたいで。
23歳ですか。アニ街コンの男性参加者としてはちょっと若めの年齢層になりますね。
K 女性としてはお相手にはやっぱり年上か同い年くらいの人が良い方が多いみたいで、「なかなか相手にされないよ~」みたいに言ってました。
K で、「そうなんだ。私は年下好きだけどね~」って返したら、じゃあ連作先交換しましょうってことになって。
■旦那さまについて
旦那さまの第一印象はいかがでしたか?
K 話しやすい人だな、と思いましたね。ゆったり構えるタイプというか。私は結構ガンガン話すタイプなんですけど、ただ聞くだけじゃなくてそれを受けて話を広げてくれて。
聞き上手なんですね。
K 自分が判らない話題でも判らないなりに興味をもって質問してくれたりして、「あぁ、受け入れてくれてるんだなぁ」って感じました。
K お話しした中には、自分の好きな作品以外だと話が繋がらない方もいたのですが、そこはこの人は違うな、と思いました。自分が浅く広くのタイプなのもあるんでしょうけれど。
それで連絡先を交換したわけですね。
K はい。その日のうちにLINEして、日付は決めませんでしたが映画を観に行こうって約束をして。
他の方とはやり取りはしなかったのですか?
K 連絡先を交換してやり取りをした人はいたのですが、結婚を意識している方ではなかったり「みんなで飲もう」みたいな感じだったので、夫以外とは結局長続きしませんでした。
旦那さまひとりに絞ってやり取りされるようになったのですね。
K 夫とは最初から1対1で会っていましたし、結婚に対する考え方も近かったのだと思います。
■交際開始まで
お付き合いをするまではどのくらいかかったのですか?
K 2か月くらいです。その間LINEしたりデートしたりして、3回目のデートで交際することになりました。
LINEは頻繁にされていたのですか?
K それほどでもないですね。「会ったときに喋ろう」みたいな感じでした。2日に1回くらいの時もあったと思います。
その分デートで話そう、と。
K そうですね。あんまりLINEで話しすぎちゃうと当日話すことがなくなっちゃうかな、と思って(笑)そこは夫も同じことを考えてたみたいです。
交際の申込は旦那さまからですか?
K はい。ただ私の方からも『交際を申し込まれても断りませんよ』というのをそれとなく伝えてはいました。
そこのところ、具体的なテクニックなどあればお聞きしてもいいですか?
K テクニックっていうほどではないですが(笑) 私、参加した後で職場の人にアニ街コンのことを結構喋ったんですよ。「街コン行ったけど良かったよ」「こんないい感じの人と知り合ったんだよ」ってことを。そうしたら『どんな感じの人?』って聞かれたので「優しい感じで、よく話をきいてくれる人で…」って答えて。
K で、彼と会ったときに「職場でそういう話をした」っていうのを話しました。
なるほど!間接的に好意を伝えていたわけですね。
K そうですね。その時はもう夫のことを好きになっていたので。
旦那さまのどのあたりを好きになられたのですか?
K 一緒にいて疲れないところですね。これは最初に会ったときからずっとなんですが、自分の素で喋れてたんですよ。夫も最初に私と会ったときに『この人とは長く一緒にいれそうだな』と思ったらしくて波長が合ったのかもしれません。
■交際開始後
交際がスタートしてからは何か変わりましたか?
K お互いの家が電車で一本の場所だったので、結構頻繁にお互いの家を行き来するようになりましたね。
どのくらいの頻度で会われていたんですか?
K ほぼ毎週会ってました。夫の仕事が忙しいときは外に遊びには行けなくても私がゴハンを作りにいったり一緒に食事だけ食べに行ったり。夫も休日に予定がある日でも夜だけ遊びに来てくれたり、お互いの都合を合わせて会うようにしてました。
交際前と後で旦那さまの印象は変わられましたか?
K 一緒に過ごす時間が増えたので、互いの欠点らしいところも見えてくるというか、よりお互いの素が出てきましたね。
ケンカも。
K そうですね。私はガーッと喋って、夫は静かに怒ります。
そうなった後で、「もう別れよう」ということにはならなかったんですか?
K それはならなかったです。その都度お互いにこうしよう、って改善点を話し合ってました。
どちらかが一方に合わせるのではなくお互いに歩み寄る、というのはとても大事ですね。
K まぁ結局同じことでまたケンカしたりするんですが(笑)
交際開始後に意識されたことはありますか?
K 結婚についてや将来については割と早い段階から話してました。お互いの考え方を確認し合うというか。街コンという場で出会ったんですがそういう話もしておいた方がいいかな、と。もしそこで合わずに断られるなら傷が浅いうちの方がいいかな、と(笑)
確かに街コンですと必ずしも結婚相手を探している方とは限らないですからね。
K その当時は婚活パーティーはやってなかったんですよね?
はい。今は街コンと婚活パーティーと両方開催しています。
K 私たちのときはそういうのはなかったので。幸い私も夫も早めに結婚したいし子供も欲しいと考えていたのでその点で食い違うことはなかったですが。
どのくらいの交際期間を経て結婚されたのですか?
K 交際を始めて半年くらいで「タイミングが合えば結婚しよう」という話になりました。そのくらいの時期にはお互いの両親にも挨拶をしていて、親も「結婚するならいつでもどうぞ」みたいな感じで。じゃあ夫の仕事が落ち着いたら籍を入れよう、という話をしてました。
ではプロポーズは?
K 特にドラマチックなのはなくて(笑)、お互いの家で過ごす時間も多くなっていたので自然と「そろそろ結婚考えようか」みたいな話になりました。それで互いの親を交えて食事会をして、という感じです。
■結婚生活
結婚されて、良かったなと思うことはありますか?
K 安心感ですね。家に帰れば必ずいるっていうか。私は7人の大家族から家を出て一人暮らしをしていたので「早く自分の家族が欲しいな」と思っていました。
趣味に関してはいかがでしょう。
K 互いの趣味に理解があるのはやっぱりいいなと思います。
“趣味が合う”、ではなく”趣味に理解がある”?
K 私の場合、完全に趣味が一緒だとケンカになっちゃうこともあると思っていたので。もちろんその分相手の趣味も尊重しようと。
その点を結婚後に実感されることはありますか?
K しますね。自分の趣味の時間を取れるのはありがたいですし。自分の知らないことに詳しいと尊敬できるというか。
一緒に趣味を楽しんだりということはないのですか?
K ゲームは一緒にプレイしたりします。私はゲームあんまり得意じゃないんですが、自分が詰まったところを夫にやってみてもらってそれを横で見ていたり。実況動画を見るのとかが好きなんで、それを真横でやってもらっている感じです。後は夫が私でもプレイできそうなソフトを見つけてきて、それを二人でプレイしてました。マインクラフトとか、子供が出来てからは空いた時間に出来るスマホゲームが多いですかね。
■結婚して苦労したこと
逆に結婚して苦労されたことはありますか?
K うーん…よく言われてると思うんですが、ケンカしたりして機嫌が悪くて独りになりたい時も、一緒に住んでいるとどうしても顔を合わせるじゃないですか。そういう時ですかね。
会いたくなくても逃げる訳にもいかないですものね。
K そこは付き合っている時とは全然違いますね。家族ですし。
そういった場合はどうされるのですか?
K 結局はお互いの気持ちを出して話し合うっていうことになりますね。以前付き合っていた人はそういう時逃げちゃう人だったのですが、夫はそこで向き合ってくれるのでなんとかなる感じです。
■お子さま誕生後
お子様が誕生されてからのお話を伺います。お子様が産まれてからご自身のなかで何か変わられたことはありますか?
K うーん…やっぱり子供中心の生活になりますね。夫には「自分のことは自分でやってよ」、みたいな。例えば子供が泣いたらどうしてもそっちがメインになりますし。
やはり子育ては大変ですか。
K そうですね。まぁでも子供を寝かせた後にちょっと二人で話す時間を取ったりとか、お互いの時間を作ろうとか極力頑張っていました。もともと夫も子供を欲しがっていたので可愛がってくれますし。
旦那さまも子育てに協力してくださるのですね。
K はい。ただ出差直後は私自身が「私と子供以外はみんな敵!」みたいな心理状況で、子供には手を出させなかったんです。それも夫は受け止めてくれたのは今思うと感謝したいですね。
出産後は趣味の時間はどうなりましたか?
K 夫は野球を見るのも趣味なんですが、たまに観に行ったりとかしています。と言っても月に1回くらいですかね。向こうもこっちに配慮しているんだと思います。
Kさま自身は出かけたりはされないのですか?
K 今は私自身があまり子供と離れたくないので、子供を夫に見てもらっている間にスマホでゲームしたりとかですね。子供が話が出来るような時期になればまた変わってくるとは思うんですが。
■これからアニ街コンへ参加される方へ
最後に、これからアニ街コンに参加される方にアドバイスをお願いします
K 私が参加した時と今の状況は違うかもしれないのですが…私の時は自分の好きなジャンルに特化していて、他の話題があまり出来ない方がいらっしゃいました。そういう意味では自分の好きなジャンル以外でも話が出来た方が会話が拡がりやすくていいのかな、とは思います。相手の趣味のことだとかアニメ以外の話題なんかでしょうか。
K それと、とにかく積極的に話す、積極的に聞くっていうことですね。相手の話に対して『そうなんだ』で終わりじゃなくて、『じゃあこれはどうなの?』とかで話を拡げる、というか…
貴方の話をきちんと聞いていますよ、ということですね。
K そうですね。仮に自分がよく知らないジャンルの話題になっても、『そのジャンルは判らないんです』だと話が続かないじゃないですか。そこは判らないなりの話の拡げ方もあると思うんですよ。
旦那さまとの会話でもそのあたりは意識されたのですか?
K そうですね。結構しゃべらない時間もありますけれど。ただそれはもう色々と話をして距離がだいぶ縮まった後だったので。
K あとは私自身も街コンが始まった最初のころは緊張してたんですが、やっぱりリラックスして自分自身を出した方が、取り繕わない方が案外いいのかな、と思います。もちろん素を出し過ぎてはっちゃけちゃったりお酒を飲み過ぎたりするのは良くないですが。
K 頑張りすぎないで、気負わずに楽しんで参加できれば、それに伴って相手も楽しんで会話できるんじゃやないでしょうか。
いかがでしたか?
お互いを思いやる素敵なKさまご夫妻のお話を伺い、スタッフ一同今後も参加者の皆さんに喜んで頂けるイベントの開催に力を尽くす決意を新たにいたしました。
『実は私たちもアニ街コンがきっかけで結婚しました』
『付き合うことになりました』
みなさまからのそんなご報告もお待ちしております♪